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赤ちゃんレポート
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母乳育児顛末記

 

私も最初は、おっぱいなんてものは、子供が生まれたら自動的に出る物だと思っていました。そういう人もいるのでしょうが、私はそうではなかったので、かなり苦労しました。いろいろ迷ったり、悩んだけど、今ではそうやって苦労して良かったと思っています。


 ●子供が生まれて病院を退院するまで。

妊娠中は、出産がゴールだと思っていたので、母乳育児のために何が必要で、どういうことが大事なのかという情報については、まったく無知なままでした。病院の選択が、母乳育児に大事だなんて、思いもせず、病院の雰囲気や出産方法だけを見ていました。だから、私の選んだ産院は母子別室だったし、出産当日の授乳もなく、出産直後に赤ん坊におっぱいを吸わせることも看護婦さんが忘れていてできませんでした。私も後になって、そういうことが大事だと知り、随分後悔したものです。

出産翌日の午後に初めておっぱいをあげました。新生児室に行って、赤ちゃんの体重を量り、おっぱいをあげてから再び体重を量り、足りない分はミルクをあげました。初日は10ccからで、翌日から10ccずつ増えていきます。初日、おっぱいをあげても体重は1グラムも増えていませんでした。が、最初はこんなもんだろうと思い、そのうち出るようになると気楽に考えていました。

一緒に入院しているお母さんの中には、余って絞っている人や、赤ちゃんがごくごく飲んでいる音が聞こえるほど豊富に出ている人もいて、うらやましいなと思っていました。でも私も時間の問題でそうなると思っていたのです。
退院の日、おっぱいをあげて体重を量ると、初めて26グラムも増えていました。それまでは増えても10グラムぐらいだったのでうれしかったのですが「まぐれ」のような気もしました。それに、その時に赤ちゃんに必要な量は、ミルクでいうと80ccだったので、26ccでは、それには遠く及ばなかったのです。

看護婦さんに「26も出てるね、大丈夫だね」と言われたのですが、自分では「まだまだ足りない」と思って自信がありませんでした。

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●子供が生まれて病院を退院するまで。●家に帰ってから1週間 ●生後一ヶ月まで 
生後100日まで ●軌道に乗るまで ●今だからわかること


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