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母乳育児顛末記

 ●今だからわかること

3ヶ月の頃、よく泣いておっぱいばかり欲しがると思っていましたが、どうもあれは眠たかったようです。あのときはそう考える余裕がなかったので、とにかく授乳をしていましたが、おなかいっぱいで眠かったのかもしれません。

サイトによくある体験記でも、だいたい3ヶ月までにみんな軌道に乗っています。私はそうならなかったので、もう駄目だ、としょっちゅう思っていました。でも、あきらめの悪い性格が幸いし、あと一ヶ月、あと一週間、と思っているうちに5ヶ月がたってしまいました。6ヶ月からは離乳食を始め、次は離乳食を食べないという悩みにぶつかりましたが、逆に言えば「おっぱいが大好きな子」なので、今までの苦労が報われたなと思ったりもします。

病院選びにしても、母乳育児をするためには、母子同室でミルクを足さない方針の病院がいいのはわかりましたが、なかなか妊娠中はそこまで考えつきません。
私は母子別室で、初乳もほとんどあげられず、生後1ヶ月ぐらいまでは律儀に3時間おきを守っていたので、かなり母乳育児には不利な状況から勉強しましたが、何とか後悔しない結果になって良かったと思います。

一番ショックだったのは、2ヶ月の頃、公園でおばさんに声をかけられ、母乳かミルクか聞かれたところ、半々だと答えると、非難的なことを言われたことでした。そのときは、うるさいなぁ、こういう人いるよなぁと思っていたけど、傷は残りました。だから3ヶ月の頃に完全母乳育児はできないと挫折しかけたときは、旦那に言いました。「母乳育児ができないと、母親失格みたいなこと言われることがよくあるけど、そのときはあなたが私の味方をしてね」と。特に旦那の方の両親や親戚の目が心配でした。結果的には誰にも何も言われず、杞憂に終わったのですが。そのときは真剣でした。きっとすごく悩んでたんだと思います。

こうやって悩むなんて、あとから考えると馬鹿みたいと思える、って体験記にもよくあるけど、私はそう思いません。あのとき悩んで、何度も挫折しかけてはやり直すというのを繰り返してなかったら、後悔していたと思うのです。そうならなくて、良かったと思っています。


 ●最後に

5ヶ月頃になって、最初から母乳で育てていた人が「足らなくなって」と言ったりしますが、違うんだそうです。おっぱいをあげる回数が減ったりして、おっぱいが自分で「ああ、もういらないんだな」と判断して作るのをやめてしまうそうです。だから「違うよ」と教えるためには、まだ必要だということで、前より回数を多く赤ちゃんに吸わせると、「あれ、まだ作らないといけないんだな」と思って作ってくれるそうです。だから一度、母乳だけで育てることができるようになれば、卒乳まで足りなくなることはないらしいです。私もそうなるようにがんばろうと思います。

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子供が生まれて病院を退院するまで ●家に帰ってから1週間 ●生後一ヶ月まで 
生後100日まで ●軌道に乗るまで ●今だからわかること


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