ハワイ 再発見の旅 2007

旅に出るまで

2007年4月26日〜5月5日

今回の旅、初めはいつものように家族全員で行く予定でした。
でも、2ヶ月前になって、旦那の麻呂がお仕事決定。前半は麻呂抜きで行くことになりました。

そこから、旅の友探しが始まりました。
でも飛行機代の高いゴールデンウイーク。普通にチケットを購入したら15万円ぐらいしてしまいます。なかなか希望者は見つかりませんでした。

ようやくSちゃん母子の参加が決まったのが、出発1ヶ月前。
慌ただしく打ち合わせをして、チケット手配もしましたが、私たちと同じ日程では取れませんでした。一日遅れての参加が決定しました。

とりあえず、初日の7時間のフライト、ワイキキのホテルチェックイン、そして翌日のSちゃん母子との待ち合わせまで、私とヒトミ、アキラの3人で乗り越えることになりました。

もう不安がいっぱいで、飛行機内で遊ぶグッズもいろいろ用意し、でも荷物は増やしたくないので、何度もパッキングしなおし、荷物を持ってヒトミと手をつないでアキラを抱っこして…というリハーサルまでしました。
結局は、ストローラー、リュックにもなるキャリーバッグ(機内持ち込みサイズ)、それとショルダーバッグという荷物で出かけました。

コンドミニアムには洗濯機があるので、服は一人2着ずつ。あとは水着と浮き輪は必需品。子供たちの薬、私の化粧ポーチ、それと少しの日本食材で、最低限の荷物でした。足りなかったら、買おう!という、勢いです。

フライトキャンセルで始まった第一日目

早め早めの行動を心がけ、夜9時のフライトでしたが、空港バスの時間もあって、5時半には空港に入りました。

子供たちには寝てもらいたいので、ちょっと早めの晩ご飯の軽食を取りました。本当はキッズルーム(無料)を使いたかったのですが、6時半までだったので、遊ばせることはできませんでした。
その代わり、広いベンチスペースでヒトミを自由に遊ばせました。

そして8時の搭乗開始。
いつもは「小さいお子様連れの方」は優先搭乗ですが、この日はそういうアナウンスはありませんでした。しょうがないから、先を争っている人々の列に入る気にもなれず、ゆっくり乗ることにしました。
で、最後の方に搭乗し、ようやく席について、ヒトミのシートベルトを締め、荷物を上に上げ、アキラを抱っこして落ち着いて、数分後。 小さな声のアナウンスがあり、人々がざわざわして、みんな降り始めました。
聞こえなかったので、通路を行く人に聞くと、「2時間遅れるって」とのこと。

そのまま機内にいても良かったのですが、エアコンがおかしいらしく、異様に暑いので、一旦外に出ることにしました。
外のベンチに座っていると、ジュースやパンが配られました。
約束の2時間になろうとする11時前に、毛布が配られました。

その頃になると、テンションの上がっていたヒトミもさすがに眠くなり、機内に入って眠らせることにしました。アキラも当然寝ていました。

夜中12時前、再び機内に案内放送があり、今日のフライトはキャンセルになりましたとのこと。

熟睡中のヒトミを泣く泣く起こし、機外へ出ました。
外では、みんなが航空会社の人たちに文句を言っていました。
私は二人の子連れだし、文句よりも早く子供を寝かせてあげたい気持ちでいっぱいでした。

入国審査を受け、一人(もしくは家族)ずつホテルの手配の説明を受けます。
これは部屋のタイプがあるので、一斉にはできないようでしたが、ここでも、小さい子連れに対する特別扱いはありませんでした。
せめて乳児のいる家族だけでも応対してほしかったのですが…。
ともかく、長〜い列で待っていると、前から来た子連れの方が、「勝手に前に行ったら早く手配してもらえるよ」とのことで、私は早速前に行きました。そして手配してもらったのですが、その後ろで、ぶーぶー言う声が…。「私ら、ずっと待ってんねんけど」とか「その人、後から来たのに」とか、大人だけのグループなのに言っています。

いいんだよ、こっちは子供のためには悪役になれるんだよ。
私は聞こえていましたが、聞こえないふりでスタッフの応対を受けました。

1時頃バスに乗って、自宅近くのホテル、ハイアットに着いたのが2時でした。

でも、翌日の便は、早く手配できたら昼の12時に飛ぶとのこと。
だとすれば、午前9時にはホテルを出なければいけません。
翌日の便が発表されないままのホテル入りでしたので、子供たちだけ寝かせ、私は電話が鳴るのかと待ちながら、うとうとしていました。

午前4時、ふと気づくと電話のメッセージボタンがついています。

しかしハイアット、メッセージを聞こうとすると英語で機械が応答します。言うとおりにボタンを押しても、メッセージを入れる(録音)の操作しかできません(涙)
夜中なので、そこは諦め、少し眠ってから、6時にフロントに聞いてみました。
すると、フライトが午後5時になったことと、ホテルは12時チェックアウトして、タクシーを手配するので空港へ向かってくださいという説明をもらいました。

ボーナスマイル

そこから、ようやくゆっくりできました。
でも気持ちが昂ぶっていて眠れません。
子供たちが起きてから、遅めの朝食を取り(航空会社持ち)、12時にチェックアウト、空港へ。

空港へ行くと、お詫びのプレゼント進呈(ボーナスマイル)が待っていました。 麻呂はこれを、とーーーっても楽しみにしていました。昨夜も、フライトキャンセルの報せを受けて、じゃあ航空会社からマイルがもらえる〜と喜んでいましたから。
追加で、昼食代10ドル分、もしくは2000マイルというのもあったので、迷わずマイルを選んだ我が家です。

麻呂のマイル学は、私にも及んでいて、ホテルでの朝食代やタクシー代は、各々が立て替えて航空会社に請求というシステムでしたが、それに文句を言っている人も多く、航空会社にツケといてくれ、とハイアットに言っている人もいました。
でも、自分のカードで支払えば、カードのポイントもついて、お金も戻ってくるのにねぇ。
これまた、小さいマイルに変わるのです。
こうやって、うちは、マイルで旅に出るのでした。

キッズルーム

今回は夕方の便のため、長い待ち時間を、念願の関空内キッズルームで過ごすことができました。
ここは無料なのに、サービスがとても良い!
オムツはくれるし、離乳食はくれるし、オモチャはきれいで豊富。親が座って待てる椅子もある。
ヒトミはここで、ビーズ製作に挑戦しました。これも250円〜というお手頃価格で作らせてもらえて、アイロンで接着してもらい、紐も通してくれました。
何度も作り直して、納得のができて、ヒトミも大喜びでした。

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