台湾においしいものを食べに行く

夜市

中秋の名月を観賞しながらホテルに戻りました。ホテルの手前に、小さな夜市があると本に書いてあったので、ちょっと斜めの道に迷いつつ辿りつきました。

「遼寧街夜市」という名がついていて、地元の簡単な夜市でした。2-30メートルの道の両脇にお店が出ていて、路地の奥ではお堂があって、お線香が煙っていました。

私が期待していたような、虫の唐揚げとか、フルーツの飴がけとか、ごちゃごちゃ感はなかったのですが、ちょっとだけでも夜市の雰囲気を味わえて満足しました。 この夜市では、食べ物が50元(200円)ぐらい、ジュースが20元(80円)ぐらいでした。

コンビニ

台北はコンビニがすごく充実しています。カードが使えないのが難ですが、日本と同じように24時間開いているし、飲み物も食べ物もお弁当(中華)も日用品も売っています。 夜市でデザートが手に入らなかったので、コンビニデザートを買いました。台湾で人気があるという(あるサイトによる)、スイカ牛乳と、ピーナツ豆腐デザートです。あと、Sちゃんのお母さんが買ってくれたスタバ月餅も食べました。

牛乳はシンプルなものを探すのが大変なぐらい、フルーツ入りのがたくさんありました。ヨーグルト飲料も同じような顔をしているので、間違って買いそうになりました。どうも台湾では「北海道」ブランドが幅を利かせているらしく、牛乳も「北海道」を全面に押し出していました。あと、お茶も「静岡」と書いてあったりして、日本製品であることがステイタスとは言わないまでも、キャッチには使える、みたいな感じでした。

ヨーロッパによくある、ひしゃげたドラえもんやポケモンはなく、本物か、限りなく本物に近い偽物でした。さすがアジアです。 コンビニの入り口には、日本のおでんのような物があります。実際「関東煮」と書いてあるところもありましたが、あれは決しておでんじゃないと思います。八角の臭いがプンプンしていましたから。

ということで、台北の旅はここまで。 思った通り、日本語がほぼ通じました。使った中国語は「シェイシェイ(ありがとう)」と「マイダン(お勘定)」だけでした。別に使わなくても良かったけど、使いたくて使いました。 故宮博物館に行ったSちゃんたちは「マナーが悪い」って言っていたけど、私の印象では台湾の人たちは、けっこうフレンドリーだった気がします。