台湾においしいものを食べに行く

お茶

お昼を軽くしたのは、デザートを食べようともくろんでいたからでもありました。近くにはマンゴーかき氷で有名なお店もあり、亀ゼリーや豆花(豆腐のデザート)やマンゴープリンなどもいいなぁと思いながら歩いていました。が、食後すぐは何なので、台湾土産にお茶をちょっと見てみようと、軽い気持ちで「沙園」というお茶屋さんに行きました。
いわゆる高級そうなお茶屋で、店の奥でおじさんがお客さんにお茶の試飲を出しています。日本語が通じるかどうかわかりません。でも、手前に袋詰めになったお手頃そうなお茶があったので、勇気を出して入ってみました。

ばりばり日本語が通じました。というか私たちの前にも後にも、入ってくるのは日本の方ばかりで、おじさんもおばさんも日本語ばっかり喋ってます。ホッとして、私たちも勧められるままに試飲に参加することになりました。
お店の売りは「凍頂烏龍茶」と「プーアール茶」でした。特にプーアール茶は40年物などの年月の経ったものが売りです。先に手前の売り場で、箱入りの烏龍茶の値段を確かめておいたので、ドキドキせずに飲むことができました。ちょっといいお土産には適当な値段です。150グラム250元(1000円ぐらい)〜。

いいお茶葉は、10回ぐらい注いでも味が変わらないのだよ、とか言われてちょっとお得感を感じてしまいました。でも香りを楽しむための器をくんくん嗅いでみましたが、その違いはよくわかりませんでした。
結局、小さい器だとはいえ、烏龍茶を7杯と、プーアール茶を3杯飲んで、もうデザートは入らなくなってしまいました。
そこで、一旦ホテルに帰って、Sちゃん親子を待つことにしました。

海外ローミング

初めて海外で携帯電話を使いました。今回はSちゃん親子と別行動をすることにしていたので、携帯が使えたら楽なのになぁと思っていました。ツアーだと貸し出ししてくれることもあるのですが、自由旅なので、自分たちで手配しないといけません。
でも電話会社のマニュアルを見たら、台湾とタイはそのまま使えますということだったので、海外ローミングを申し込んでおきました。
万一のための保険みたいなつもりだったのですが、やはり便利でした。迷子になりそうなときとかに。
そのうち、こういうことは普通になって、どこでも使えるようになるんだろうなぁ。

台北最後の晩餐

明日は早朝にチェックアウトなので、今夜が最後のお楽しみなのです。 で、私の本来の目的、小龍包を食べに出かけました。 幸い、ホテルから歩いて行ける距離に、有名なお店「京県小館」と、ガイドブックオススメのお店「小上海」がありました。

「京県小館」は超有名店の支店だったので、迷わずそこに決めました。 で、てくてく歩いて、この辺なのになぁ…明かりのついている気配がないなぁ…無休って書いてあるのになぁ…。
嫌な予感が当たりました。店の前に着いたのですが、シャッターが下りてお休みでした。そりゃもうショックでした。でもまぁ、それまでにそういう目に遭ってきたので、すぐ立ち直りました。 第二候補に行こう!

また多少距離があったので、歩いて疲れた頃、先遣隊に行ってくれたSちゃんが「あったよ!」と元気な報告。うれしかった。しかもかなり流行っている様子。 見ると、レストランではなく、店頭で巨大せいろをがんがん蒸し、テイクアウトのお客も入れ替わり立ち替わり来る、にぎやかなお店でした。せいろの間を通って奥に入るとテーブルとパイプの丸椅子があり、一応食事どころという感じです。きれいなレストランよりも、こういう店の方がおいしいと信用できる私たちは、喜んで入りました。 ここも日本語メニューがあって、何の苦労もなく注文できました。

お昼のお店もそうでしたが、飲み物は持ち込みOKみたいで、台湾の方は紙コップの飲み物などを持ち込んでいました。 小龍包ニラ餃子、お昼に食べようと思って食べられなかった牛肉麺、それと春雨スープを頼むと、あっという間にテーブルに食事が並びました。店頭で蒸しているので、すぐ運べるってわけです。 追加でちまきも頼みましたが、全部おいしくて、満足でした。牛肉麺は見た目は濃いのですが、味はあっさりしていて、春雨スープはもっとあっさりしているので、お茶のように飲んでしまいました。小龍包はお代わりしたかったのですが、お腹いっぱいでできませんでした。 満足してお店を出ました。みんなで600元以下(2000円ぐらい)でした。