※我が家の王子、ダウン症児 アッキーは14歳になりますが、小さい頃のことが今にどうつながってるかな?
と思って、ちょっと振り返り。
0歳から歩くまで
小さい頃、彼は運動面では比較的優秀でした。
兵庫県塚口病院(現兵庫県立尼崎総合医療センター)でやっていたダウン症児の赤ちゃん体操教室に生後2ヶ月から通っていました。
住んでいるのは大阪なので、月イチなら全然通える範囲。
2つ年上の姉さんが、しくしく泣きながら一時保育に預けられるのを振り切りさえすれば、大丈夫でした。
※赤ちゃん体操…ダウン症児のための早期療育法。(公的な情報がわからなかったので、リンクはしてません)
彼はハイハイも形は変でしたが(片足だけ伸びてた)、高速で移動していたので、脚力はまぁあるかなと。
歩けるようになると、赤ちゃん体操教室は卒業だったのですが、1歳半で歩けるようになって、もっと長く通いたかったんですけど、さっさと卒業を言い渡されてしまいました。
言葉の教室(ST)へ
卒業前に一度だけ、ST(言語療法)のカウンセリングを受けました。
歩けるようになると、次に気になるのは言葉です。
で、本当はそんなルートはなかったんですが、STを受けた過ぎて、熱く懇願し、そのまま月イチで受けさせてもらうことになりました!
同時に、療育が途切れるのが嫌で、赤ちゃん体操を卒業するのが見えてきた頃から、近所にあった療育園に申し込みをしてました。
当時は今の児童発達支援制度じゃなかったので、医療系の療育園へ。それも自転車で通える圏内にあったので、これ幸いと。
診察を受け、ソーシャルワーカーさんだったかどなたかに、お話聞いてもらい、契約をして、まずはPT(理学療法)、OT(作業療法)を受けました。
STはまだ早いと言われて受けられなかったので、塚口病院で受けられてラッキーでした。
今から考えたら、1歳半でSTは確かにやることもあんまりないよなぁと思いますが、当時は「歩けた!」→よし次は「言葉!」みたいな気持ちだったので、焦りがあったんだと思います。
午後の時間、病院に着くと、たいていアッキーは寝てましたし、本人じゃなく、親の心作りでした(笑)
一時間、ずっと先生と私の話だったことも。つまり親のカウンセリングですね。
ただ、その時にSTで教わったことは、その後にとても参考になりました。
毎回、プリントをいただき、スモールステップで成長することや、言葉の発達がどんなふうに進むのかなど、素人にもわかりやすく教えていただき、毎月とても楽しみでした。
アッキーはそもそも声があまり出せてなかったので、言葉が出ないことに関しては、私はとても気になっていたのですが、この毎月の時間に「ああ今月も頑張った!」と思えて満足できてたんじゃないかなと思います。
アッキーにようやく言葉の前段階である指差しが出たとき、一緒に喜んでくれたのも嬉しかったな♪
数年後に近所の療育園でSTも受けられることになったので、塚口病院は卒業しましたが、とてもいい病院でした。
赤ちゃん体操に通っていた生後2ヶ月頃から、1歳半ぐらいまでの間は、子どももぐんぐん成長するので育児もすごく楽しく、まだあんまり他の子との差も出ないので、楽しくやってた気がします。
(あ、もちろん、今でも彼との暮らしは楽しいですよ♡)
診察の待ち時間に友だちもできて、情報交換でき、家に遊びに行ったり、その後も長くお友達関係が続いた方も。
まだSNSがそんなに活発じゃなかった頃なので、同じ月齢ぐらいのダウン症のママ友を作るのにとっても貴重な場でした。
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